金沢の特別

とっておきのプレミアム・高級・スペシャル金沢

国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)
  東京国立近代美術館は皇居に近い北の丸公園に本館と、石川県金沢市に国立工芸館を有し、広く近代美術への関心を喚起するための事業を展開しています。国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)は、2020年に石川県金沢市へ移転開館いたしました。明治時代の金沢の洋風建築を移築・再現したものです。

国立工芸館
国立工芸館

金沢にし茶屋街
 ひがし茶屋街、主計町茶屋街と並ぶ金沢三茶屋街の一つ。にし茶屋街では華やかな芸妓がたくさん活躍しています。出格子が美しい2階建ての茶屋建築に老舗割烹が軒を並べ、趣のある一角を作り上げています。作家・島田清次郎が過ごしたお茶屋の跡地に建つ金沢市西茶屋資料館は見どころの一つです。

金沢にし茶屋街資料館
金沢にし茶屋街 資料館
金沢にし茶屋街2
金沢にし茶屋街

金沢ひがし茶屋街
 金沢文化を代表する茶屋街のひとつ。金沢らしい写真を撮影するには最適なスポットです。女性観光客が着物をレンタルし伝統的な町並みを背景にに撮影している姿が多く見られます。また、お洒落な町家カフェ、格式ある割烹や、伝統工芸品を扱うセレクトショップなどが立ち並び、金沢らしいグルメやショッピングが楽しめます。

金沢ひがし茶屋街
金沢ひがし茶屋街
金沢ひがし茶屋街
金沢ひがし茶屋街2

石川県立歴史博物館
 石川の古代から近代までの歴史と文化を紹介する博物館。建物は、かつて旧陸軍兵器庫や金沢美術工芸大学に使用されていた本多の森公園の赤煉瓦棟を復元再生したもので、平成2年に重要文化財に指定されています。 兼六園の周辺、国立工芸館の隣に位置します。

石川県立歴史博物館
石川県立歴史博物館

鼠多門と鼠多門橋
 2020年7月に金沢城の西側に位置し、江戸時代に玉泉院丸(現在の玉泉院丸庭園)と金谷出丸(現在の尾山神社)を結ぶ出入り口として使われていた、黒い海鼠漆喰(なまこじっくい)が特徴の「鼠多門」と、城内最大規模の木橋「鼠多門橋」が、明治期に失われて以来約140年ぶりに復元整備されました。

鼠多門鼠多門橋
鼠多門と鼠多門橋

浅野川と浅野川大橋
 金沢城の東側をゆったりと流れる浅野川は風情ある金沢らしい景観に出会うことができます。国の登録有形文化財に指定され、大正ロマンの雰囲気を今に残すアーチ型の浅野川大橋は「絵になる撮影スポット」として人気です。40数年続いていた加賀友禅灯ろう流しは2020年から残念ながら中止となっています。

金沢浅野川
金沢浅野川

大野からくり記念館
 金沢港の先端に位置する大野からくり記念館は、当地に住み活躍した幕末の科学技術者・からくり師 大野弁吉の業績を紹介すると共に、近代技術のあけぼのを代表する「からくり」の世界を様々に展示しています。実際に触って遊び、「からくり」を体感できます。また、北前船をイメージした内井昭蔵氏設計の建物も是非ご覧ください。

大野からくり記念館
大野からくり記念館

武家屋敷跡 野村家
 往時の面影が今も色濃く残る長町武家屋敷跡。その界隈で唯一、一般公開されているのが武家屋敷跡 野村家です。格式のある建物と風情のある庭園が見事に調和しています。加賀藩のお抱え絵師によって「上段の間」に描かれた襖絵や野村家伝来の刀剣、甲冑等は必見です。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星として紹介。米国庭園専門誌の2003年度日本庭園ランキングで3位に選ばれています。

長土塀武家屋敷跡野村家
長土塀武家屋敷跡野村家

鈴木大拙館
 世界で知られる鈴木大拙は金沢が生んだ仏教哲学者。大拙の考えや足跡をひろく国内外の人々に伝えるとともに、来館者自らが思索する場となることを目的に開設された館内は「展示空間」「学習空間」「思索空間」の3つの空間を回廊で結ぶとともに、「玄関の庭」「露地の庭」「水鏡の庭」の3つの庭によって構成。設計は国際的な建築家・谷口吉生氏。静寂な雰囲気をうみだす大きなクスノキの古木や、朝夕、四季によって彩られる散策路もみどころです。

鈴木大拙館
鈴木大拙館

金沢21世紀美術館
 金沢市広坂にある現代美術を収蔵した金沢市立の公立美術館。愛称はまるびぃ(由来は丸い美術館)と言いもと金沢大学附属中学校・小学校・幼稚園があった場所に、2004年10月9日に開館。観光客の多く立ち寄る兼六園の真弓坂口の斜め向かいに当たり、復元が進む金沢城公園の入口からも近い。繁華街の香林坊や片町からも徒歩圏内にある、市の中心部に立地した都心型の美術館です。

金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館

主計町重伝建の町並み
 「主計町」は茶屋町として、明治期には成立したものと考えられています。茶屋建築としての特徴は、おおよそ「ひがし」と共通していますが、明治後期から昭和初期にかけて三階建てに増築されるなどそれぞれの時代を反映しており、前を流れる浅野川と相まって良好な景観を形成しています。また、平成11年(1999)には全国で初めて旧町名が復活した町でもあります。主計町は、河畔に成立した茶屋町の特徴を今に伝える、国内でも数少ない貴重な町並みです。

金沢主計町重伝建
金沢主計町重伝建

五郎島金時
 今からおよそ300年前、元禄の時代に遠く薩摩の国(鹿児島)から、ここ加賀の国(石川県)へ種芋を持ち帰り栽培を始めました。日本海に面した五郎島はさつまいもの成育に最適な砂丘地で、通気性・保水性に富む小さくもなく大きくもない砂丘の土壌が、格別に美味しいさつまいも五郎島金時を育むのです。一度食べたら忘れられない日本一の味と言われます。

五郎島金時芋
五郎島金時サツマイモ

金箔工芸 金沢市立金箔工芸館
 現在、国内で作られるほぼ全ての金箔が金沢で生産されています。日本の金箔生産量の98%以上を占める金沢金箔は、金閣寺や日光東照宮などの歴史的価値が高い寺社仏閣をはじめ、漆器、陶器などさまざまな工芸品に使われています。加賀藩の藩祖 前田利家公の時代から受け継がれてきた36種の伝統工芸と共に、金箔も発展してきました。

金沢金箔工芸
金沢金箔工芸